SSブログ

わたしたちの遺伝子から健康のためのヒントを見つけよう【MYCODE】

おしっこの回数は多いのがいいのか? [女性の症状]

■ おしっこの回数は多いのがいいのか?


膀胱炎や尿モレなどいった症状は、なぜか冬に多くなってます。しかし、そうした悩みは、おこるときには起きてしまうもの。暖かな春になったからといって解消されるものとは限りません。

CMにあるような「チョロ漏れ」は、人に相談しにくい不安です。
病院に行くのが正しいのですが、病気と思っていないので、なかなか足が向きません。

尿漏れが多いのは、男性よりも女性。
今回は、そんなデリケートな漏れのお話。「尿トラブル」を起こしやすい生活習慣の対処法です。


・ 行ったばかりなのに、すこしの尿意でまたトイレに!

おしっこのガマンは身体に悪いし、がまんばかりしていると膀胱炎になる。そのように思っている人は結構多いです。ところが逆に、トイレの行きすぎが膀胱炎の原因となることもあるんです。

もっともよくある膀胱炎は「急性細菌性膀胱炎」。大腸菌などの病原菌が尿道に侵入しておこる膀胱炎です。膀胱の内部で菌が繁殖して発症する病気で、排尿時の痛みや残尿感、頻尿などの症状があります。

学校の保険の時間にも注意を受けた記憶があるかと思いますが、女性は尿道と肛門の位置が近いので、トイレの後処理で、肛門付近の大腸菌が尿道に侵入しやすくなります。

免疫力が正常なときは菌はカンタンに駆除されますが、風邪や感染症にかかったり免疫力が下がっているときには、菌の繁殖を抑えきれなくなります。これはとくに冬には発症しやすい傾向があります。免役力が落ちますからね。冬には女性の膀胱炎が多いというのはこうした根拠があるのです。

トイレ回数が多いほど、膀胱炎リスクが高まるというのは、こういうことです。。


「 膀胱炎かも? 」

そう感じたなら、無理をせず体をしっかり温めることです。水をよく飲んでたっぷり排尿して菌を排出しましょう。膀胱炎という病気は、完治に時間がかかることが多いのですが、自覚して、病院へ受診して抗菌薬を服用すれば、5日ほどでスッキリ治ります。


2 排尿回数が1日10回以上も

「急性細菌性膀胱炎」が治ったとしても安心してはいけません。症状が消えたとしても、すぐに再発することがあるのです。回復した後、用心のためしばらく大量の水を飲み続けて、頻繁にトイレに通う人がいます。
おしっこ回数が多くなると、膀胱炎になりやすいのは前述の通りです。

それにしたって、治ったはずがスグ再発するのは納得いかないですよね?

治った直後の膀胱の粘膜は、まだ荒れた状態のままです。膀胱炎は無くなってもその影響は残っているのです。例えは悪いですが、お祭りの後に片づけが残るようなもの。そのタイミングで、トイレに行く回数が増えれば、それだけ大腸菌が尿道に侵入する機会が増すので、再発のリスクも上がります。

これを回避するには、おしっこを平常に戻すこと。抗菌薬を飲み切るころには膀胱内の病原菌はいなくなっているので、頻繁に排尿する必要はないのです。

1日あたりの排尿回数の目安は、3~7回。この範囲に収まるようにすることが、そのまま予防となります。膀胱粘膜は荒れているので刺激物は口にしないほうが賢明です。カフェインやアルコール、辛い物などは控えましょう。



・排尿が多いと膀胱炎になりやすい。
・膀胱炎になったときは、菌を出す意味で排尿回数を増やす。

この対応の違いは、矛盾するというか、困った関係になってますよね。ならば、病中で、おしっこ回数の多いときは治りにくいのではないかと疑ってしまいます。上手に解決する方法としては、ウォシュレットを使って、菌を寄せ付けないようにするのが一番かもしれません。

nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。