わたしたちの遺伝子から健康のためのヒントを見つけよう【MYCODE】
糖尿病のクスリで脱水? [病気や医療の情報]
■ クスリのリスク、改めて認識!
タンパク質の一種に、SGLTというのがあります。「ナトリウム・グルコース共役輸送体」と呼ばれてますが、体内では、ブドウ糖やナトリウムといった栄養分を細胞内に取り込む役割があります。
SGLTの種類はいろいろあって、体内のさまざまな場所に存在しています。ただし、SGLT2に限っては、腎臓の「近位尿細管」という場所だけに存在しています。近位尿細管というのは、血液中から取り出して必要なものを体内に取り込んで、不要なものを尿として排泄する働きをしてます。
「SGLT2阻害剤」という薬剤があります。
この薬は、生活習慣が主な原因とされる2型の糖尿病患者に使うものです。糖が尿の中に排出されるのを促進することで、血糖値を下げる効果をもちます。余分な糖を外に排出でうように働きかけるわけですね。
糖尿病には1型と2型があるんですが、遺伝的に糖尿病になりやすい人が、肥満・運動不足・ストレスなどをきっかけに発病するのが2型です。インスリンの効果が出にくくなったり、分泌のタイミングが悪くなったりします。
2014年に発売された糖尿病治療薬「SGLT2阻害剤」は、服用後に重い脱水症状が現れる事例が18件も起こったそうです。元々、腎機能が低下している患者や高齢者にはそうした危険があると分かってました。使い何処を間違えると、とんでもない毒になるのです。薬剤の説明書にも明記されているはずですが、読み落としてしまった可能性があるようです。
この事例を受けて、厚生労働省は、医療関係者向けの添付文書を改訂するよう製薬会社に指示してます。
「重大な副作用」の項目に危険の可能性を追加します。高齢者や利尿剤を併用している患者などには慎重に投与するよう書き加えることで、あらためて注意を促したようです。
クスリを反対から読むと「リスク」となります
怖いですね・・・・
タンパク質の一種に、SGLTというのがあります。「ナトリウム・グルコース共役輸送体」と呼ばれてますが、体内では、ブドウ糖やナトリウムといった栄養分を細胞内に取り込む役割があります。
SGLTの種類はいろいろあって、体内のさまざまな場所に存在しています。ただし、SGLT2に限っては、腎臓の「近位尿細管」という場所だけに存在しています。近位尿細管というのは、血液中から取り出して必要なものを体内に取り込んで、不要なものを尿として排泄する働きをしてます。
「SGLT2阻害剤」という薬剤があります。
この薬は、生活習慣が主な原因とされる2型の糖尿病患者に使うものです。糖が尿の中に排出されるのを促進することで、血糖値を下げる効果をもちます。余分な糖を外に排出でうように働きかけるわけですね。
糖尿病には1型と2型があるんですが、遺伝的に糖尿病になりやすい人が、肥満・運動不足・ストレスなどをきっかけに発病するのが2型です。インスリンの効果が出にくくなったり、分泌のタイミングが悪くなったりします。
2014年に発売された糖尿病治療薬「SGLT2阻害剤」は、服用後に重い脱水症状が現れる事例が18件も起こったそうです。元々、腎機能が低下している患者や高齢者にはそうした危険があると分かってました。使い何処を間違えると、とんでもない毒になるのです。薬剤の説明書にも明記されているはずですが、読み落としてしまった可能性があるようです。
この事例を受けて、厚生労働省は、医療関係者向けの添付文書を改訂するよう製薬会社に指示してます。
「重大な副作用」の項目に危険の可能性を追加します。高齢者や利尿剤を併用している患者などには慎重に投与するよう書き加えることで、あらためて注意を促したようです。
クスリを反対から読むと「リスク」となります
怖いですね・・・・
ノドが痛い、食べ物が飲み込みにくい、意外な病気 [症状チェック]
■ 喉にこんな症状。それは病気かも?
主なノドの症状は3つ。痛み、食べ物がのみ込みにくい、声がかれる、です。食べ物がのみ込みにくいことを、「嚥下(えんげ)障害」といいます。嚥下障害は、脳血管や神経、筋肉、食道などの病気の重要なサインです。小さな異変だけに、病気という思われにくいことが、発見を遅くします。声かれも、同様です。
ノドの痛くなるケースで、もっとも多い原因は炎症。咽頭(いんとう)や扁桃(へんとう)に細菌やウイルスが感染して炎症を起こしていると喉が痛むのです。かぜの場合時に痛みを感じることがありますね。あれもノドに炎症が起きているのです。急激に痛くなったときは、急性咽頭炎や急性扁桃炎などが疑われます。
嚥下障害に注意
嚥下とは、「食べ物をゴクンとのみ込む」ことです。嚥下に障害があると、食べ物がのみ込みにくくなる「嚥下困難」や、のみ込む時にむせる「誤嚥(ごえん)」などの症状が出ます。
よく知られている、嚥下障害を起こす病気というのが、脳梗塞などの脳血管障害。ほかにも、ギラン・バレー症候群、多発性硬化症などの神経・筋肉の病気、食道がんなどの食道の病気でよく現れます。
この中で耳慣れないのは、ギラン・バレー症候群でしょうか。ギラン・バレー症候群というのは、主に筋肉を動かす運動神経が障害がでて、四肢に力が入らなくなる病気です。半年ほどで回復するといわれてますが、障害が残ることもあります。
声が、かれたり、しゃがれたりすることを嗄声(させい)といいます。生まれつきに声がかれている人は、まずいないので、嗄声になってきたら、病気が疑われます。原因の多くは声帯の病気です。中でも、「喉頭がん」については早期発見の重要な手がかりになります。嗄声に気づいたら、まず耳鼻咽喉科で監査を。
○ ノド 痛み/嚥下/声がれ の病気一覧
のどの痛み・嚥下痛
発熱 > 急性咽頭炎、咽後膿瘍、急性扁桃炎、習慣性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍
呼吸困難、喘鳴、窒息 >急性喉頭蓋炎
頸部リンパ節のはれ
難聴 > 扁桃悪性リンパ腫
声がれ > 中・下咽頭がん
嚥下障害
胸焼け・のどの違和感、胸痛、吐き気 > 逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア
胸骨部の痛み・嘔吐 > 食道モリニア症
体重減少、胸痛・背部痛、声がれ > 食道がん
いびき > 扁桃肥大
意識障害、片麻痺、感覚・言語障害、複視 > 脳梗塞
四肢の筋力低下、複視、不整脈 > ギラン・バレー症候群
視力低下、しびれ感、感覚低下、手足の脱力 > 多発性硬化症
声がれ
咳、のどの異物感 > 急性喉頭炎、慢性喉頭炎
嚥下困難、血痰 > 喉頭がん
喘鳴
声が出なくなる、呼吸困難 > 喉頭乳頭腫
発熱、犬の吠え声のような咳 > 急性声門下喉頭炎
のどの違和感、発声時の違和感 > 声帯ポリープ、声帯結節
声が鼻にもれる・肩が痛い・嚥下困難 > 反回神経麻痺
ノドに異変が起こると、たいていの人は、「風邪や疲れが原因だ」と思います。たしかに風邪ということが最も多いのですが、発見を遅らせていること一因になることがあります。ノドの異変には、危険な病気もたくさんあるのです。
主なノドの症状は3つ。痛み、食べ物がのみ込みにくい、声がかれる、です。食べ物がのみ込みにくいことを、「嚥下(えんげ)障害」といいます。嚥下障害は、脳血管や神経、筋肉、食道などの病気の重要なサインです。小さな異変だけに、病気という思われにくいことが、発見を遅くします。声かれも、同様です。
ノドの痛くなるケースで、もっとも多い原因は炎症。咽頭(いんとう)や扁桃(へんとう)に細菌やウイルスが感染して炎症を起こしていると喉が痛むのです。かぜの場合時に痛みを感じることがありますね。あれもノドに炎症が起きているのです。急激に痛くなったときは、急性咽頭炎や急性扁桃炎などが疑われます。
嚥下障害に注意
嚥下とは、「食べ物をゴクンとのみ込む」ことです。嚥下に障害があると、食べ物がのみ込みにくくなる「嚥下困難」や、のみ込む時にむせる「誤嚥(ごえん)」などの症状が出ます。
よく知られている、嚥下障害を起こす病気というのが、脳梗塞などの脳血管障害。ほかにも、ギラン・バレー症候群、多発性硬化症などの神経・筋肉の病気、食道がんなどの食道の病気でよく現れます。
この中で耳慣れないのは、ギラン・バレー症候群でしょうか。ギラン・バレー症候群というのは、主に筋肉を動かす運動神経が障害がでて、四肢に力が入らなくなる病気です。半年ほどで回復するといわれてますが、障害が残ることもあります。
声が、かれたり、しゃがれたりすることを嗄声(させい)といいます。生まれつきに声がかれている人は、まずいないので、嗄声になってきたら、病気が疑われます。原因の多くは声帯の病気です。中でも、「喉頭がん」については早期発見の重要な手がかりになります。嗄声に気づいたら、まず耳鼻咽喉科で監査を。
○ ノド 痛み/嚥下/声がれ の病気一覧
のどの痛み・嚥下痛
発熱 > 急性咽頭炎、咽後膿瘍、急性扁桃炎、習慣性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍
呼吸困難、喘鳴、窒息 >急性喉頭蓋炎
頸部リンパ節のはれ
難聴 > 扁桃悪性リンパ腫
声がれ > 中・下咽頭がん
嚥下障害
胸焼け・のどの違和感、胸痛、吐き気 > 逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア
胸骨部の痛み・嘔吐 > 食道モリニア症
体重減少、胸痛・背部痛、声がれ > 食道がん
いびき > 扁桃肥大
意識障害、片麻痺、感覚・言語障害、複視 > 脳梗塞
四肢の筋力低下、複視、不整脈 > ギラン・バレー症候群
視力低下、しびれ感、感覚低下、手足の脱力 > 多発性硬化症
声がれ
咳、のどの異物感 > 急性喉頭炎、慢性喉頭炎
嚥下困難、血痰 > 喉頭がん
喘鳴
声が出なくなる、呼吸困難 > 喉頭乳頭腫
発熱、犬の吠え声のような咳 > 急性声門下喉頭炎
のどの違和感、発声時の違和感 > 声帯ポリープ、声帯結節
声が鼻にもれる・肩が痛い・嚥下困難 > 反回神経麻痺
ノドに異変が起こると、たいていの人は、「風邪や疲れが原因だ」と思います。たしかに風邪ということが最も多いのですが、発見を遅らせていること一因になることがあります。ノドの異変には、危険な病気もたくさんあるのです。