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赤ちゃんの むくみ [子供の病気]

■ 赤ちゃんの むくみ


とっても小さいけども、むちむち身体で元気に動く赤ちゃん。
命の塊のように愛おしいのですが、赤ちゃんにも、大人のように「むくみ」が起こることがあります。


「むくみ」は循環障害の一つです。動脈に送られた血液や水分は、静脈やリンパを通って、元の心臓まで返ってきます。ところが時折、その水分などがルートから外れて溜まってしまう状態がおこります。それが「むくみ」なのです。

むくみ(浮腫)というと、夕方に靴がきつくなったり飲みすぎた朝に顔がパンパンになってる……というイメージがあり、子供や赤ちゃんとは無関係に思えます。

ところが、生まれたばかりの赤ちゃんは体の機能が未発達です。内臓機能のほうも十分には発達していません。つまり血液がうまく循環しにくく戻ってきた体液などの処理もイマイチ。そういうことで、むくみが起こってもおかしくないわけです。


大人の場合、むくみには、腎臓疾患による影響があったりします。同じように赤ちゃんが起こすむくみにも、病気の可能性が捨て切れません。なので、軽く考えないでよく観察してあげてください。赤ちゃんのむくみは、その場にいる保護者にしか対応できません。

「なんでもない」
「いつものこと」
「この子、こういう体つきなの」

もしも病気だとしたら危険です。ほったらかした結果、深刻な事態になるかもしれません。

とはいえ危険かそうでないか、素人にはわかりません。どこをどう見れば、危険を察知できるのでしょうか。
赤ちゃんの「むくみ」が病気ではないか。確認するためのポイントがあるんです。


■ 赤ちゃん「むくみ」の原因

あまり認識されていないようですが、赤ちゃんが生まれたとき、その瞬間こそむくみが起こりやすくなってます。

繰り返しになりますが、「むくみ」というのは、血管やリンパ管の流れが悪くなって、代謝が低下した状態です。腎臓機能の低下や、栄養欠損による影響などがあると言われています。また、冷えやストレスなどを受けると、悪化しやすくなり、むくみが一層ひどくなります。

生まれたばかりの赤ちゃんは、ぷにゅぷにゅしてて可愛いですね。生後まもない赤ちゃんにむくみが起こりやすいのは、「腎臓機能が適応できない」ことが理由です。

腎臓機能が低下すると尿量が少なくなります。本来なら代謝するはずの水分が代謝されずに、体内に滞りがちになるのです。それに、母親の体内から生れ出ることは、とても大変な偉業で人生の最初の試練です。母親にとっても重大事ですが、赤ちゃんにとっても、予想を超えたストレスが、精神的にも物理的にもかかっています。

実は、その大きなストレスに対処しようと抗利尿ホルモン作用し、尿を出すのを抑えてしまう現象がおこってます。これも「腎臓機能」と相まって、尿が出しにくくなっている原因です。

これは自然の一環です。通常、そのおようなむくみ状態は時間が解決してくれます。時間がたつに従って外との適応が進み腎臓が正常に働き始めるのです。そうやって尿量が増えれば、むくみは落ち着いてきます。


■ 1歳未満の赤ちゃんにも

生まれた赤ちゃんの話をしてますが、1歳未満の赤ちゃんにも「むくみ」は起こるようです。

例えば、離乳食を始めた赤ちゃん。むくみが起こる可能性があります。初めて食べる食品が体内に入れば、それを消化・代謝することを覚えていくのですが、それが内臓に負担がかけてしまうのです。

消化吸収や排泄は、生きるために必要な能力です。ですが軽い離乳食でさえ母乳やミルクにとは違う刺激を与えます。まして、濃い味付けや消化に時間がかかる食材などであれば、これまでにない腎臓への刺激がかかるのは仕方のなおことです。そして、それやこれやが利尿へと影響して、むくみに繋がると考えられてます。

赤ちゃんも大人で同で、ストレスや疲れが内臓に影響します。これもまたむくみを起す可能性をはらんでいます。

赤ちゃんにまつわる「当たり前のむくみ」は、歩き始めて運動量が増えるころには起こりにくくなります。
病気でない限りはとくに心配することはありません。

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