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老化も促する 砂糖依存症ってなに? [身体全体]

■ 砂糖依存症ってなに?


甘い物が大好きです。
ケーキやクッキー、ブロックチョコ。コンビニへ寄れば最新スイーツが並び、私を誘惑してきます。

とくに、しょっぱいお菓子とコラボは危険。チョコ&ポテチを交互に口にいれると、いつまでも食べていられます。


常に甘いものがそばにないと落ち着かず、疲れたりストレスを感じたりすると甘いものが欲しくなることはありませんか?

「甘いものを手放せない!」というあなたは「砂糖依存症」かもしれません。
毎日のようについ口にする「砂糖」には、依存性があります。
食べ物は習慣なので、多少の依存は何にでも起こりえます。

でも、砂糖は少々厄介。
うつ病や骨粗しょう症などといった、様々な恐ろしい状態を引き起こす原因になりえるのです。


■ 砂糖依存症に陥るメカニズムとは?


食事や甘いものを摂取すると、消化酵素で分解されたブドウ糖で体内の血糖値が上昇します。血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度のこと。砂糖は分子が小さいので、体内でブドウ糖に分解されやすく糖です。ことに、空腹時に砂糖を摂取すると血糖値が急激に上昇します。

血糖値が急激に上昇すると、血糖値を下げる働きを持つインスリンが一度に大量に分泌されます。血糖値が急低下し、「低血糖」状態を引き起こします。体内が「低血糖」状態になるとどうなるか。脳がエネルギー不足で「空腹だ」と勘違いし、「甘いもの(糖分)を摂取して血糖値を上げろ」と信号を出してしまうのです。

つまり、砂糖を摂取した後は、空腹でないのに繰り返し砂糖を欲するようになります。

また、砂糖を摂取すると脳の中でドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質が分泌されます。これらは、もちろん危険な物ではないのですが、人に幸福感や癒やしを与えるという、一種の麻薬のような性質を持っています。

身体が疲れたときや、ストレスを感じるたびに甘いものを食べると幸せになるといいます。しかし甘い物で幸福感や癒しを得るようになる快感がクセになることがあります。やがては中毒のように「砂糖を取ること=幸せになる」と無意識に脳が感じるようになってしまいます。

快感を得るために砂糖を摂る、この状態に陥るのが砂糖依存症です。

「砂糖」が含まれているのは甘いお菓子だけではありません。清涼飲料水やパン、スープなどの加工食品、調味料にも含まれています。普段甘いお菓子を食べないという人でも、砂糖は食べているのです。知らず知らずのうちに砂糖を大量に摂取していて、砂糖依存症になってしまうという可能性があります。



■ 砂糖を摂り過ぎることの弊害

常習的に砂糖を多く摂取すると「糖尿病になる」と言われます。
もちろんその通りですが、その他にも様々な弊害があります。


ビタミンB群、カルシウム不足からくる症状

糖質は消化される際ににブドウ糖になります。この消化の際に必要なのが、体温の維持や食べ物の消化、脳の働きなどに重要な働きをするビタミンB群や、カルシウムなどの栄養素です。
甘いものをたくさん食べるということは、その糖分を消化するために、ビタミンB群やカルシウムも大量に必要になってきます。これらの栄養素が体内で不足すると、身体に悪影響が及び、様々な弊害が起こってしまいます。

うつ状態

体や脳神経が使うエネルギーを作る際に必要な栄養素が、ビタミンB1。
砂糖の過剰摂取でビタミンB1が不足すれば、脳神経がエネルギー不足になり、気持ちが安定しなくなります。興奮したり落ち込んだり、すぐにイラついたり、緊張しやすいなど、うつ状態に陥ります。

冷え性

ミネラルやビタミンが慢性的に不足すると、ブドウ糖がエネルギーに変化しにくくなって、体温が上がににくくなります。低体温を招くのです。体が冷えれば、身体の機能が低下してきます。便秘になったり、免疫力が落ちて風邪をひきやすくなったりするのです。

骨粗しょう症

一般的には高齢者に多い病気ですが、慢性的なカルシウム不足になるとカルシウムが骨から溶け出して若年層でも骨粗しょう症になる恐れがあります。ビタミンB群が欠乏すれば、疲労感や倦怠感、肩の凝りや口内炎、貧血などの症状が引き起こされます。


ほかにも、「糖化」という老化を進行させる症状がぽこったりします。老化物質を生成されるので、体内老化が進んでしまうのです。甘い物は、身体のエネルギーを高めてくれるのですが、依存や習慣化はマイナスに働きます。ほどほどに、おいしく付き合っていきましょう。



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