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「狭心症」は健康診断でも気づきにくい恐い病気だった [胸の症状]

■ 「狭心症」は健康診断でも気づきにくい恐い病気だった


企業に課せられた40歳以上社員の健康診断には、39歳以下とは比べものにならない細かな検査がてんこ盛りです。そのうちのひとつ「心電図健診」は、心臓全体のはたらきを調べることができ、心臓病の発見や診断、病状の把握、治療効果の確認、薬の副作用の発見などに役立つとされてます。

ただし、すべての心臓の病気がわかるといえば、そうでもなさそうです。
たとえば、狭心症は絶対にみつかるという保障はないといいます。

なぜなら狭心症では、発作が起きていない時の心電図は正常であることが多いからです。健康診断の心電図健診は安静時に行うので、穏やか状態の心臓から狭心症の兆候を見つけ出すことはむずかしいのです。心電図健診で、狭心症と診断されることがほとんどありません。自分で気づいた事があるなら、早めに受診することが大事となります。

・狭心症とは?

狭心症は、心臓の血管が何らかの原因で狭くなることで、血流が阻害されることでおこる一時的な心臓の酸欠状態です。4つのタイプに分けることができます。


労作狭心症
 運動負荷によって胸痛発作が発言する狭心症。
 運動負荷を与えなければ発作を伴いません。

安静時狭心症
 安静時(特に夜間)に発作が起こる狭心症です。

異形狭心症
 主に冠動脈の痙攣が引き金となって発作が起こる狭心症です。

不安定狭心症
 上記3つの病型を併せ持ち、症状が定期で頻繁にでる狭心症です。
 悪化すると心筋梗塞になりやすいため、早急な治療が必要です。


狭心症の代表的な症状は「胸痛」で胸全体に締め付けられるような痛みが生じます。初期症状には、胃が重たい、のどが詰まる、左肩から腕が痛い、歯が浮いた感じがするなどがあります。アゴやみぞおち、耳に痛みを感じることもあります。

重症化した場合、労作に関係なく胸痛発作が頻繁に起きたり発作の時間が長くなったりします。糖尿病の人は、痛みを感じにくいのでとくに注意です。健康診断などで見つけるのが難しいのが狭心症なので、症状に心当たりがある場合は早めに医療機関を受診するようにしましょう。



タグ:狭心症
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お風呂温度と健康の関係 [身体全体]

■ 体温のイキモノという人間?


健康と不健康の違いってなんだかわかります?
食事や運動それに睡眠というのは、健康の3大要素です。

でもそのほかにも、「体温」というのも大きなバロメータになってます。

なにせ、身体にウィルスや細菌が入ってくれば、高熱を出して撃退するのが人間の仕組みですから。体の温度が高いか低いかは、体調を左右するものなのです。

そんなわけで・・・ >> お風呂の温度は、健康に大きく影響してきます。



・ 温度を「1℃」変えるだけで大きくかわる


入浴すると、毛穴が開いて体の汚れが落ちやすくなります。夏であれば、冷房で冷えた体を温めることもできますし、冬は言うまでもありません。湯船につかる文化は、シャワーだけでは得られない素晴らしい健康効果なんです。

ある本によれば、入浴の温度を1℃、湯船に浸かる時間を1分変えるだけで、体への効果はまったく変わってくるそうです。そこには、医学的に正しいお風呂の入り方はだけでなく、気になる症状や目的に合ったお風呂の温度や時間、入り方が指南されています。


■ 42度は、お風呂温度の分かれ目


お風呂の温度。熱い湯が好きという人もいれば、ぬるま湯にゆっくり、という人もいます。でも好みと無関係に、42℃を境にして体に働く効果は、まったく逆になるそうです。

 42℃以上の熱い湯
  交感神経が高ぶって興奮状態に。血圧が上がって脈が早まって汗をかきます。
  しかし、内臓の働きのほうは鈍くなります。

 40℃程度のぬるま湯
  副交感神経を刺激して、心身をリラックス。血圧は下がって汗もかきません。
  内臓の働きは活発になって消化がよくなります。

たったのの2℃。その温度差で、得られる効果は真逆になってしまうのがお風呂の不思議な力です。この効果を利用すれば、自身の体調や目的に合った入浴法が見つかりそうです。


1 痩せたいなら?

 食前40℃のお湯に15分

 漠然とお風呂に入っただけでは、カロリー消費は見込めません。熱いお湯で汗をだらだらかいても水分を失うだけ。痩せるわけではないのです。ダイエットに効果的なのは、食前に40℃のお湯に15分入る入浴法。

 食膳の入浴は食欲が減退する効果があります。体の表面に血液がまわり一時的に胃腸の働きが抑制されるから、食欲が抑えられるのです。足を曲げ伸ばすなどの運動をすれば、さらにダイエットによいでしょう。夏であれば、30℃くらいのかなりぬるい湯に入るのも有効です。
 
 


2 生理痛がひどいなら?

 40℃のお湯に15分で入る

 女性に毎月1度は訪れる生理痛。ホルモンや子宮が変化するので、入浴で体を温めて血流をよくすることで症状は和らぎます。月経前後の体調不良にも有効です。

 入り方は時期によって変えてみましょう。生理初日は40℃程度のシャワーを浴びます。足湯を併用してもいいそうです。湯船に入るのは、3~4日目から。40℃のお湯に15分間入浴。終わりごろに42℃に設定して追い炊きし、下半身を温めます。
 
 また、生理でイライラしているなら、ぬるま湯にゆっくり入るといいでしょう。



3 便秘や下痢に苦しんでる

 38~40℃のお湯に15~20分

 ぬるま湯に毎日浸かれば胃腸に血流が行って消化活動が活発になります。そのために便秘に効くという研究結果もあるとか。38~40℃のお湯に15~20分浸かりながら、おへそ周りに「の」の字を描くようにマッサージすると効果が高まります。

 ウイルス性や食あたりの「急性の下痢」では入浴は控えるべき。でもストレス性の便秘や下痢なら、40℃以下のぬるま湯にゆっくり入ってリラックス。副交感神経を優勢にしましょう。緊張がほぐれて消化活動も活発になります。ところで下痢のときは、脱水症状になりやすいです。入浴前後の水分補給はお忘れないでください。




■毎日お風呂に入っている人は健康で幸せ!


最初に、健康には食事や睡眠と言いましたが、毎日湯船に入っている人のほうが、よく眠れる割合が高い傾向にあるようです。自分のことを「健康だ」「幸福だ」と感じる人の割合も、毎日お風呂に入っている人のほうが高いというアンケート結果もあるとか。

入浴は、体を清潔に保するだけではありません。上手に活用して、心も体も元気になってほしいですね。



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