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血液ドロドロになる原因 [身体全体]

■ 血液ドロドロになる原因

前回、どろどろ血液をさらさらに変える話をしました。
ではなぜ、そもそも血液はドロドロになるのでしょうか?

当然ですが血液は、人間の生命を維持するために欠かせません。成人であれば、体重1kgあたり約80mlが血液とされています。およそ50キロの人であれば4リットルが血液にあたるわけです。1リットルの牛乳パック4本分。多いか少ないか微妙ですが、生きるために重要な役割には違いありません。

そんな血液を構成しているのは、赤血球、白血球、血小板からなる細胞成分。それに液体成分です。通常は最適なバランスを保っている血液ですが、量や質に異常が起こると「ドロドロ」となり、重大な病気を招く原因となります。具体的には以下のようなケースでドロドロになるのです。


・赤血球が増える
 熱中症などによって体が脱水状態になると、血液中の液体成分が減って赤血球が増加し、血液が流れにくくなります。

・赤血球が硬くなる
 糖尿病が進行すると赤血球の柔軟性が失われてしまい、狭いところを通りにくくなります。柔軟性が失われることで、これまで通れていた狭いところを通りにくくなるのです。停滞を招きやすくドロドロになるのです。

・血小板が固まりやすくなる
 メタボの人、水分不足、飲酒。このうち一つでもあると血小板が固まりやすくなります。固まりやすということは、怪我をしてなくても血小板同士で集まりやすくなって、ドロドロになるのです。

・白血球がくっつきやすくなる
 風邪などで体に炎症反応があると、白血球は、細菌を探すために粘着性を高めます。細菌にくっついて捕らえやすくしているのですが、血管にもくっつきやすく流れを悪くしてしいまいます。白血球の性質変化が血管を狭くするのですね。風邪を引いたときというのは顔色が悪く見えます。あれは血行不良ということなのですが、白血球が血液の流れを悪くして病気顔を作ってしまってるのです。粘着性は、ストレスや喫煙によっても高まります。


複数の原因を挙げましたが、脳梗塞や心筋梗塞を起こす原因となりやすいのは、「血小板が固まりやすくなる」ことです。血小板を固まりやすくする原因は、普段の食生活や生活習慣に大きく関わっているのです。

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