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あかぎれ 原因と対策 [季節の症状]

■ あかぎれになる原因とは


「ひび・あかぎれ」ってどんなもの?

年中起こりうるのですが寒い冬に増える、痛い「ひび」や「あかぎれ」。一度できてしまうとこれがなかなか治り難くもので、痛みに悩まされる日々やってきます。「あかぎれ・ヒビ」とは、いったいなんなのでしょうか。また、どういう理由で患ってしまうのでしょうか?


・あかぎれ

ヒビ、そしてあかぎれには、似ているようで違ってます。

 ひび とは
  角質層の脂質や水分が奪われ、肌表面の溝に沿って生じた亀裂
 あかぎれ とは
  「ひび」の状態がさらに悪化して、真皮層まで深く亀裂が生じたもの

最初にひびができて、それが新化して発生するのが「あかぎれ」というものです。程度の軽いのが「ひび」、重くなったのが「あかぎれ」と思っておけば間違いないでしょう。

空気の乾燥する冬が訪れると、顔も手足も乾燥して瑞々しさを保つのが難しくなってしまいます。カサついた状態になっていると感じる方は確実に増えます。手足の先が乾燥し始めた段階でなんらかの処置・対応をすれば、悪化する前に鎮めることも可能です。改善しないまま放置が続くと、角質層の脂質や水分が奪われて、肌表面の溝に沿って亀裂を生じてしまいます。つまり「ひび」がおこるのです。

ひびが悪化して、肌表面から真皮層まで深く亀裂が生じてしまえば「あかぎれ」です。真皮層には血管が走ってるので、亀裂部位から血がにじむ場合もあります。肌が割れて出血している状態はとても見た目に痛々しいものです。

見た目が悩ましいだけなら良いのですが、「ひび」が生じれば肌が赤くただれて強い痒みを感じます。「あかぎれ」まで進むとピリピリとした痛みを伴うこともあります。台所仕事や洗顔のたびに患部に水がしみますし、すこし指を動かしただけで傷口が開き、出血が繰り返されます。日常生活にも支障を来たす、辛くてやっかいな症状なのです。



■ 痛いあかぎれになる原因

「ひび・あかぎれ」は、暖かい夏より、冬場のほうに多く見られます。冬は1年を通じてもっとも空気が乾燥する季節。気温が低いので汗をかく機会が比較にならないほど激減します。

人間の肌は「皮脂膜」によって守られてます。皮脂膜とは、皮脂腺から分泌される皮脂(油分)と 汗腺から出る汗(水分)によって構成された成分です。人の体温に近い35~36度くらいで融けて広がり、 肌表面に薄い皮膜を形成します。

皮脂膜は、外界の刺激から肌を保護するのですが、同時に、肌水分の蒸散を防ぐという役割ももってます。 皮脂膜が無ければ肌は無防備状態となり、肌水分(角質層の水分)が失われやすくなります。 身体が作り出す、いわば天然のクリームとも言うべきものです。

さて、冬は寒いので汗を流すことが減ります。汗と皮脂が混ざりあうことができなくなるので、皮脂膜が作られにくくなるのです。

また、気温が低下すれば分子レベルで活動が鈍化します。血行が悪くなれば末端から切り捨てるのが生物というもの。指先はもとより肌細胞にも充分な栄養が行き渡らなくなります。肌は元気を失ってしまい、自身の力で肌細胞を再生して亀裂を修復することが困難な状態に陥ってしまいます。

「ひび・あかぎれ」が体の末端にある手指や足、それに耳などに出来やすいのは、こうした血行不良と関連しているのです。


また、仕事や生活習慣にも原因があります。

毎日のように水仕事をする主婦や調理師、美容師・理容師などには、強い手荒れが見られる場合が多くあります。繰り返しの水仕事や洗剤、シャンプーの使用によって皮脂や角質が落ちてしまい、肌を保護するバリア機能が低下してしまってるせいです。

「手」というのは元々、肌のバリア機能を保護する皮脂腺の分泌が少ない部位です。手の平にいたっては皆無です。そのかわり角質層を厚くすることでバリア機能を補っているのです。これは優れているように思えますが、角質層は厚ければ厚いほど、肌の再生に時間がかかります。つまり、いったん起こした手荒れは治りにくいという問題があるのです。




■ 「ひび・あかぎれ」の注意点と治療法

「ひび・あかぎれ」を悪化させるものの代表は、炊事・洗濯といった水に触れる家事。完全に止めることは出来ないので、仕事をするときは、可能な限りゴム手袋をつけて、ひび割れた部位が水に触れないようにするのが第一です。面倒ですがしかたありません。

ゴム製品にかぶれる(ラテックスアレルギー)方は、素手のままの着用はかえって手荒れがひどくなります。一工夫して、先に木綿の手袋をはめてからゴム手袋を重ねるのがいいでしょう。アレルギーを持たない人でも、傷口からゴムの成分が入り込んで症状を悪化させることが考えられます。たとえ時間がわずかでも、、水仕事ならばそうした対処をまめに行うことが重要です。


水仕事や家事以外のときも、保護は大切です。対策はやはり保護。市販の軟膏やハンドクリームで患部を守って、症状の改善を行います。肌の保護剤として用いられるワセリンや、血行を良くする働きのあるビタミンEが含まれた保湿剤がいいでしょう。肌の保湿につとめてください。

すでに赤みや痒みが強く炎症が進行しているなら、充分な抗炎症作用をもったステロイド外用剤が良いでしょう。患部から出血して雑菌の繁殖する恐れがあるときは、抗生物質の配合されたものを選びます。

ハンドクリームなら、変なモノで無い限りなんでもいいのです。昔から親しまれているオロナインH軟膏も有効です。主成分の「ロルヘキシジングルコン酸塩液」は、殺菌効果のある成分です。手術する際、部位や器具の消毒剤に用いられるという医療用医薬品に該当してます。

ひび割れが痛い場合には、絆創膏を貼って一時的に保護する方法もありです。ただし貼りっぱなしは逆効果で、肌の水分が閉じ込められて過剰な状態になります。角質層がふやけて皮脂膜がはがれ落ちるなど、症状を悪化させてしまいます。






タグ:あかぎれ
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むくみについて [身体全体]

■ むくみについて


「むくみ」のことは「浮腫」と書きます。医学的に「体内の組織など血管の外に、余分な水分(血しょう成分)が溜まった状態」になります。血液や体液は、心臓から動脈で送られて静脈を使って帰ってきます。そうした体液の戻りが悪くなり、あちこちに水分が溜まっている状態が「むくんでいる」ということなのです。


原因となるのは次のような場合です

 塩分のとりすぎ
 同じ姿勢を長時間続ける
 冷えや血行不良など
 新陳代謝の低下
 ホルモンの影響
 ビタミン・ミネラルの不足

ひとつくらいは思い当たることがあるのではないでしょうか?
むくみを解消する動かなくなった水分を追い払ってやることです。運動やマッサージやお風呂などが効果的で、食べ物を選ぶことでも体質的な改善が望めます。食物の場合は、解消利尿作用のあるもの・カリウムを多く含むもの・ビタミンB1を多く含むものが、むくみに効果的だと言われます。


■ 原因は体質や生活環境


身体が むくむ のは、年齢的な事情に加えて生活や体質が原因だったりします。

原因に挙げた、「塩分のとりすぎ」や「ビタミン・ミネラルの不足」の問題は食生活だということは、誰がみてもわかります。でも濃い味付けに慣れた人が、薄味の食事にガマンできるかは難しいところです。味付けというのは、子供の頃からの習慣。地域性もあります。家族や知り合いの全てが「濃い味を好む」のは珍しことではありません。無理とは言いませんが、難度は高いと想像できます。

濃い家族にあって、あなた一人だけが薄味メニューをぽつんと食べるのは難しいということです。
これは、体の血行についても同じことがいえます。

「同じ姿勢を長時間続け」ていれば「冷えや血行不良など」を招き、やがて「新陳代謝の低下」へと悪化していきます。姿勢というのは仕事や生活の毎日のサイクルとして、ほぼ決まっている人が多いです。毎日のことなので、「直す」とか「改善」ができる対象で無いこともある。

根本的にかなり本気で改善に立ち向かわないと、いつになっても何年経っても、ムクミの原因は解消できない実情があるのです。


■ 本気でやったとしても時間がかかる

むくみを治したい!なんとしてでも!

そう考えて行動を開始しても、解消にいたるには時間がかかるものです。
むくむ場所は、上から下、顔から足までそれぞれです。たいていは一日のうちで時間が遅くなるほどむくみが進んでいきます。朝は普通であっても昼や夕方に向かって、パンパンな身体になっていくのです。

顔や腕なら、見た目の問題なので、行動にはあまり差しさわりがないかもしれません。悩みとしては大変な思いがあるでしょうが、とりあえず体が動かなくなったり、歩くのがシンドいわけではないということです。

しかし、足のむくみは実害があります。

朝は普通に出勤できても、午後を回って帰りになる頃には、足がパンパンで靴がきつく履きにくくなってます。
こうした場合のカンタンな対策は、別の靴を用意しておくこと。出社と退社で、サイズの異なる別の靴を履くわけですね。履いてないもう一方の靴をいつでも持ち歩くことになりますが、運動のひとつと割り切れば、悪い方法ではありません。いつまで続くのか分らないという問題は残りますが。


とにかく気長に対処するのが、最善の浮腫み対策です。



タグ:むくみ
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ナゼ?あなたが痩せない理由 [お腹の異変]



■ ナゼ?あなたが痩せない理由とは


人間の体は複雑です。どの部位もどこの器官が、上手に仕事を分業しそれぞれ大事な役割を果たしてくれています。丈夫な筋肉は活動の基本です。血液は酸素と栄養を行き届かせてます。そして内臓は人間に必要な働きをしてます。そうして、私たちの体を日々守ってくれているのです。

重要な内蔵ですが健康な普段は存在感がありません。不調になったときに思い知らされるのが“腸”です。中朝の強い胃よりは寡黙ですが便という手段でダメだししてきます。「腸なんか排泄物が通るだけのところじゃない」のは大きな思い違い。腸は毎日、体の意外な機能を健全に保つ役割をしてくれているのです。


・アレルギーを防いでる

健康的な腸内環境は免疫機能を活発にして、アレルギーの諸症状を防ぐ役割をしてくれるといいます。腸には体内の約6割もの免疫細胞が集まっていて、この免疫機能に大きく関わっているのが腸内フローラなのです。この機能が大きく発達するのは子どものときなので、小さい頃の腸内環境は大人になってからのアレルギー体質を左右するきっかけになります。親が子供の健康を考えるのは当たり前ですが、漫然ではなく整える努力が大事なのです。

とはいえ、大人になったからといって完全な手遅れではありません。子供時代よりも効果が低いとしてもいつでも遅いということもありません。食を含む生活習慣を意識したり乳酸菌などを摂取するなどして、腸内環境を整えましょう。それがアレルギー対策になります。

・メタボを予防する

腸の働きは、成人病特有の症状である肥満や糖尿病などに大きな影響を持ちます。腸が健康な状態の場合、これら肥満の悪影響から守ってくれるということですが、悪玉菌がはびこっている場合は逆の結果に陥ります。しかも、腸内環境を整えれば代謝が進んでダイエットにも効果が期待できます。

・病原菌から体を守る

体内で最も重要な免疫機能を司るといわれるのが腸。腸そのものの消化能力もありますが、腸内に住まう善玉菌が病原菌をブロックする役割を果たしているのです。また善玉菌が活発であれば、病原菌が入り込んでも栄養を与えずに成長を抑えて撃退してしまいます。風邪をひきやすかったり傷が化膿しやすい人は、腸内に理由があると疑ってもいいかもしれません。


・脳の働きを改善する

脳は頭の上腸はお腹の中。まったく離れた位置に存在してる二つですが、腸内の細菌と脳は盛んにコミュニケーションしています。どの臓器も主なコントロールは脳内で行われます。腸内環境も脳の働きと密接な関係を持ってます。「頭がぼんやりする」「集中ができない」ということがあるなら、腸内環境を整えてあげることで、脳の働きが改善する可能性があります。



「腸」は胃が消化した後、水分を吸収する器官です。ですがそれだけでなく、腸が果たしている意外な役割について少しわかりました。「腸内環境」を意識して暮らしている人は少ないので、知ってる人のほうが少ないでしょう。花粉症などアレルギーがひどくなる季節は、腸を健康にする生活習慣や食習慣を実践で身に付けて、免疫を高めて体調を万全にしてください。



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