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ホラーじゃない! バクテリアが人を襲う? [子供の病気]

■ ホラーじゃない! バクテリアが人を襲う?


大量発生した昆虫やネズミや鳥が、人を襲う・・・・モダンホラーにありがちな設定ですが、現実には起こりません。生息数や環境などの条件が揃ってしまえば、有り得ないこともないでしょうが、文明的に優位に立っている現在は心配はなさそうです。

しかし、現実に起こっている事件があります

 「 人食いバクテリアによる患者最多 」

バクテリアによって亡くなる人がいることをご存知ですか。バクテリアによって、壊死や意識障害を招いたことにより、人間が死んでおり、その数は年々増えていってます。


手足の壊死えしや意識障害を引き起こしているのは「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」。壊死を起すだけでも大変なことですが、壊死にとどまらず死に至る恐れもあるキケンなバクテリアです。調査を始めた1999年以降患者数が増えていき、2014年は最悪となりました。これまでに亡くなった人は、なんと263人にも上ります。

こんなこと、知らないですよね?

激しい喉の痛みや手足の腫れなど、感染が疑われる症状があれば、医療機関を速やかに受診するように・・・国立感染症研究所(感染研)は、そう呼びかけているそうですが、いったい誰にでしょう?

感染研によれば、2010年までの患者数は多い年でも年100人前後でした。ところが12年以降は200人を超えていて、2014年は12月14日までで263人。これまでは2012年の242人というのが最悪だったのですが、それを上回ったわけです。内訳で都県は、東京(41人)、神奈川(19人)、愛知(18人)です。


原因となっているのは「A群溶連菌」など。これは、子どもの咽頭炎やとびひを起こすバクテリアで、喉などの粘膜や皮膚の傷口から感染するとされます。それほど珍しいモノではないのですが、劇症化するとキケンな存在となります。問題なのは、どのような条件で劇症化するのかが解明されてないこと。これは怖いことです。

劇症化すると、38度を超える発熱や傷口の激しい痛みや腫れなどの初期症状が発生。そこから急激に悪化して、数日以内にショック症状や多臓器不全などに陥ることがあります。抗菌薬による早期治療が重要なんですが、2013年は20人が亡くなりました。

手足や顔などの筋膜組織が壊死することがあり、「人食いバクテリア」と呼ばれるゆえんです。。


「グラム陽性菌」などの溶連菌に感染した場合、通常、上気道炎や化膿性皮膚感染症などの症状がおこります。菌の侵入部位や組織によって多彩な症状を引き起こします。よくみられる疾患は、急性咽頭炎・膿痂疹・蜂巣織炎。ほかにも特殊な病型として猩紅熱があります。一言で言えば「のどが痛くなるこどもの病」です。

「人食いバクテリア」状態にならないくても、かなりキケンな存在だといえます。

咳やくしゃみなどで近くの人に感染するので、学校などでの集団感染する可能性があります。そのため、家でもどこでも普段の予防がモノをいうので、うがいや手洗いなどの一般的な予防法をおこないましょう。



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